金髪・迷彩服にしてニュートリノ実験装置設計の物理学者 

金髪・迷彩服にしてニュートリノ実験装置設計の物理学者
1月3日7時17分配信 読売新聞

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物理学者の多田将さん(茨城県東海村のJ−PARCで)=吉川綾美撮影

 ◆「ニュートリノビームライン」を設計した多田(ただ) 将(しょう)さん(38)◆

 茨城県東海村のJ−PARC(大強度陽子加速器施設)にあるビームラインは、全長約100メートルの筒状の装置。

 4月に動き出すと、極小の素粒子ニュートリノを毎秒1000兆個、約300キロ離れた岐阜県のスーパーカミオカンデへ向けて発射する。ニュートリノの正体を突き止めるための実験だ。

 高エネルギー加速器研究機構に所属。京大大学院での実績を買われて設計を任され、間もなく5年。時には睡眠を3時間に削り、建設会社との交渉もこなした。「泥臭い仕事をやって一人前。好きなことだけやる研究者とは違う、プロの学者を目指す」

 肩まで伸びた金髪。砂漠仕様の迷彩服を着て、見学者に最先端の科学をわかりやすく説く。髪形は、「不良だった子供のころからのこだわり」。迷彩服は、砂地が目立つ施設の建設現場で思いついたファッション。いつしか、見学者から「ショウ様」と呼ばれるようになった。

 ニュートリノ研究は、宇宙の成り立ちにもかかわる。「今の生活には役立たないが、100年後に生きる。次の世代のために究めるんです」。ノーベル賞級の成果を、夢に描く。(水戸支局・福元洋平)──1月3日付「顔」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000006-yom-sci

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